2021-04-09 第204回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
東日本大震災の津波は千年に一度の津波と言われておりますが、実は、同じ地域に一六一一年にも慶長三陸津波、慶長奥州津波と言う場合もありますけれども、それが発生をいたしまして、三陸では繰り返し津波に襲われています。ちなみに、一六一一年の慶長三陸津波は、今回の東日本大震災と同規模ないし大きかったのではないかというふうに研究者は見ております。
東日本大震災の津波は千年に一度の津波と言われておりますが、実は、同じ地域に一六一一年にも慶長三陸津波、慶長奥州津波と言う場合もありますけれども、それが発生をいたしまして、三陸では繰り返し津波に襲われています。ちなみに、一六一一年の慶長三陸津波は、今回の東日本大震災と同規模ないし大きかったのではないかというふうに研究者は見ております。
次に、防災の教育面という点でちょっとお話をしたいんですけれども、有名な歴史学者の磯田道史さんが、五百年に一回ぐらい起きていて、ちょっと読ませていただきますが、仙台平野は約二千年前、約一千百年前、貞観津波、四百年前、慶長三陸津波、そして二〇一一年と、はっきりしているが、二千年間に四回もの大津波に襲われている、いずれも内陸四キロ前後まで浸水云々とあります。